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テュイルリーの音楽会

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友人、知人、家族を総動員して描いた、「テュイルリー公園の音楽会」!
人間関係図みたいな感じでしょうかね。

オッフェンバック夫妻、ファンタン・ラ・トゥール、後にベルト・モリゾと結婚する、弟のウジェーヌ・マネ、ボードレール、シャンフルーリ等、彼の周辺の芸術家、文化人たち。
そして・・・・一番左手の背の高い人物は、誰だと思いますか?
そうです、マネさん自身です!

親しい友人のアルトナン・プルースト氏によると、マネは「優雅で風格のある体格、身のこなし。品のある、いきいきした顔立ちで、溢れる才気と懐疑的傾向があったにもかかわらず、無邪気」で、周りの人たちを惹きつける、とても魅力的な人物だったとか。
もういませんが・・。是非、会ってみたいですね!

現代的な都会の雑踏を描いたこのような絵は当時としては革新的で、ボードレールの美術批評で語られた「近代性」の理論を意識したものと言われているそうです。
そして、下絵のような荒いタッチは当時の批評家たちには不評だったそうですがが、来るべき1870年代の印象派の先駆けと評価されているのです!たかが批評家です、そういうものです。

笛を吹く少年

緊張気味?にポーズをとり、笛を吹く少年は、友人であった軍の高官が連れて来た、近衛軍鼓笛隊員だそうです。
なんで・す・が・一説によると顔の部分だけ、マネの息子のレオンであると言われています。
モデルを連れてきて顔は、自分の息子と。
マネ、やり手ですね。

それと、無地の背景にどどーんと描いた人物像という手法は、17世紀スペインの画家ベラスケスの手法と似ているそうです。

マネは、同じテーマを繰り返し描いたりすることはなかったそうです。
色んなジャンルに挑戦をする画家ですね!

皇帝マクシミリアンの処刑

この作品もマネの代表作として有名です。
この『皇帝マクシミリアンの処刑』は、1867年に製作された油彩画。現在はマンハイム市立美術館に展示されています。
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この作品に描かれているのは、ナポレオン 3世の要請によってメキシコ皇帝に即位した、オーストリア皇帝フランツ・ヨゼフの弟であるマクシミリアン大公が、メキシコのベニート・フアレス軍によって銃殺刑に処される場面です。
構図やその画面構成は、ロマン主義の画家フランシスコ・デ・ゴヤの傑作『1808年5月3日、プリンシペ・ピオの丘での銃殺』から着想を得られていることが知られています。

エミール・ゾラの肖像

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『エミール・ゾラの肖像』 1868年 オルセー美術館


画家アントワーヌ・ギュメの紹介で1866年にマネと知り合った、小説家で批評家のエミール・ゾラ。
彼とマネの友情は長く続きます。

この肖像画は、エミール・ゾラが冊子「エヴェヌマン」の中でマネを強く擁護してくれた分析的論文に対して、マネがゾラへの感謝と賞賛の証として描いた作品です。

机の上には様々な書物や小冊子が置かれており、その中に画家の署名代わりともなっている「MANET」の文字が記された、マネに関する冊子があります。

壁にはマネの代表作『オランピア』の版画や、ディエゴ・ベラスケス作『バッコスの勝利』のエッチング、そして当時マネが強く関心を寄せていた、二代目歌川国明による浮世絵の木版画『大鳴門灘右ヱ門』が飾られています。

また、ゾラの背後には琳派を思わせる屏風絵が描かれています。

細かい部分までおもしろい、マネの代表作です!

バルコニー

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バルコニー 1868年 オルセー美術館蔵

この作品は、発表された当時「現代の生活を、ただ描いただけの絵」、「画布に絵具を塗っただけの平面的な絵」として批難を受けたそうです。

真正面から捉えられた画面構成は、部屋の奥行きを感じさせません。
古典的な描写をせず、平面的で装飾的に描かれた光の描写は、衣服や物体の立体感を失わせています。

そして無感情な人物描写。

これらの要素は画面の中に緊張感を生み出しています。

このような手法はマネの絵画における空間構成の疑念と、アカデミックで伝統的な絵画芸術に対する挑戦の表れでした。

この作品は、マネの絵画的思想の特長を良く示しているとして、重要視されています。

ベルト・モリゾの肖像

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「ベルト・モリゾの肖像」  1872年  オルセー美術館蔵

この作品に描かれるのは、マネの良き友人で師弟関係だった印象派の女流画家ベルト・モリゾ。

マネ独特の大ぶりな筆触や平面的な画面展開、抑えられた落ち着きのある色彩などが特徴です。

ベルト・モリゾがルーヴル美術館で模写をおこなっていた時に、画家の友人アンリ・ファンタン=ラトゥールから同氏を紹介されて以来、マネとベルト・モリゾは親密な交友関係を持つようになりました。

前回紹介した『バルコニー』を始め、マネは何度もベルト・モリゾをモデルに作品を手がけています。

この作品は、マネが1872年にベルト・モリゾの肖像を描いた4点の作品の中の1点。

観る者と対峙し、こちらを見つめるベルト・モリゾの魅力的な表情の描写は見事です。

衣服と帽子の黒色は画面の中で圧倒的な存在感を示し、この黒色と背景に用いられた灰色が画面の大部分を占めることによって他の色味が引き立っています。

肌の色や茶色い髪の毛、すみれのブーケの控えめな青色。

それらがより洗練された印象を与えてくれます。

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